ギター上達方法

コード練習いらない!?ギター初心者が早く上達する練習方法とコツ

ジャンル毎に練習方法は異なる

ギター初心者が、まずはじめにやる練習がコード練習ではないでしょうか。

初心者のうちは特に、ギターの練習方法が分からず、なんとなくコード練習からはじめてしまうギター初心者の方も多いと思います。

コードの他によく聞く初心者向け練習方法としては、開放弦を使った、低フレットでのドレミの練習など…
※開放弦とは、左手でポジションを押さえずに弦を鳴らすことを指します。

 

しかし!!

このコード練習ジャンルによっては必要がない場合も数多くあるんです!

 

「まずはCコードの練習から」

「慣れてきたらFコードを練習しましょう」

 

など、多くの教則本にそういったことが書いてあることが多いので、ほとんどのギター初心者の方はコードから練習を始めるんですよね。

コードから始める練習方法も、あながち間違いではないんです。

ただ、その練習法が「あなたに合っていない」場合も多く考えられます。

 

 

 

上達のコツは必要な練習のみすること

ギターのプレイスタイルには様々な種類があります。

●アコースティックギター1本で曲を奏でるソロギター
●アコースティックギターでの弾き語り
●バンドでのギター・ボーカル
●バンドでのバッキングを奏でるリズム・ギター
●バンドでのソロを担うリード・ギター

などなど…

 

それぞれのプレイ・スタイルによって、必要になるテクニックは大きく異なります。

そのため、ギター初心者が効率的に上達するためには、自分の演奏したいギターのプレイ・スタイルによって必要となるテクニックを取捨選択することが大切になります。

 

自分のなりたいギタリスト像を描き、それを目指す上で必要な練習のみを集中的に行っていくことが上達の近道であり、早く上達するコツということになります。

 

 

 

コード練習が必要なギター初心者

ギターボーカルの画像

では、「コードから練習する」という練習法が合っている方はどのような方でしょうか。

 

ずばり、コードを使った弾き語りをしたり、バンドを組んでギターボーカルをやりたい!という方です。

また、アコースティックギター1本でメロディ・伴奏を奏でる「ソロギター」をやりたい方も、まずはコードを押さえられるように練習していきましょう。

そして、ブルースやジャズといったジャンルを志す方も、コードを理解することは大変重要です。

 

コード弾きをメインでやっていきたいギター初心者の方は、このままコード練習を行っていって構いません。

 

おすすめの練習法としては、モチベーションの維持のために自分の好きな曲の練習を今すぐに始めることです。

「え!!Cコードの練習はしなくていいの!?」

そう思った方、大丈夫です。

 

ギターを続けていくと分かってくるのですが、ギターのコードにはいくつかのパターンがあります。

コードのパターンや理論についてまとめた記事もありますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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このように、コードには一定のパターンがあります。

 

まずは自分の好きな曲でモチベーションを保ちながら、コード弾きに慣れていくことを優先してください!

 

最初はカポ(正式名称:カポタスト…キーに合わせて弾きやすいように押さえておく道具)は使わず、自分の人差し指で全ての弦を押さえるセーハコードに慣れる練習をしていくことをおすすめします。

 

好きな曲を弾くためならば、少し難しいコードでも頑張れるでしょう。

 

ソロギターや、複雑なアコギの伴奏をやってみたい!という方は、コードを押さえた状態でのアルペジオを練習していきましょう。

※アルペジオ=右手の指をバラバラに動かし、和音を分解して奏でる奏法

 

最初のうちは、ソロ曲を弾こうとするとかなり複雑に感じてしまうので、コピーしたい曲のコードをUフレットなどで練習してから、メロディーを付け加えるような形にしていきましょう。

 

 

 

 

コード練習が不要なギター初心者

ギター演奏の画像

では、ここからが特に本記事のメインとなるのですが、コードの練習が必要ない人とは、どのような場合に当てはまるのでしょうか。

 

ザックリ言うと、「激しいジャンルの曲をやる人」です。

 

たとえば、ヘヴィメタルビジュアル系のコピーをしたい人ですね。

 

このようなジャンルの場合、バッキング(サイドギター・伴奏)の場合でも、低音弦2本のみで弾く「パワーコード」しか弾かないことが多いです。

 

また、ギターソロを担当するリードギターは、単音弾きがメインになるため、5,6本の弦を一度に掻き鳴らすコード弾きがあまり出てきません。

出てきたとしても、曲のほんの一部です。

 

そうなると、「最初はCコードをマスターして、慣れてきたらF…」という練習は、

あまり効果的ではない

と言えます。

 

これは、最近人気の邦ロックと呼ばれるジャンルのリードギターにも共通して言えることです。

たとえば、RADWIMPSの洋二郎パートを歌いながら弾く場合には、コード練習が適切です。

一方で、リードギターの桑原さんのパートであれば、コードよりもピロピロと鳴る華やかな単音弾きが多いアレンジなので、コード練習は必要なさそうですよね?

 

では、メタル系の音楽や、ビジュアル系、その他ロック音楽のリードギターを練習したい人は、何をやるべきなのでしょうか。

 

最も有効である練習は、好きな曲の中で簡単そうなものからコピーしてみることです。

 

特に、バラード曲などはリードギターもしっとり・ゆっくりとしていて、コピーしやすいフレーズであることが多いのではないでしょうか。

 

私はJanne Da Arcというビジュアル系バンドが好きですが、ギターを始めた当時に一番好きだった「ヴァンパイア」という曲はあまりに超絶ギターソロすぎてコピーできそうになかったので、2,3番目に好きだったバラード曲「DOLLS」をコピーしました。

そのギターソロがこちら。

[DOLLS/Janne Da Arc]

初心者にはそれなりに難しいとは思いますが、ソロも含めて比較的簡単な曲なので、Janne Da Arcを知っている人は是非コピーしてみてはいかがでしょうか。

 

ジャンルは問わず、はじめに取りかかる曲は自分の好きな曲にしましょう。

なんでもOKです!

自分が心から「弾けるようになりたい!」という曲であれば、多少難しくてもモチベーションが上がります。

 

 

初心者が弾ける範囲のギターソロの目安としては、

「3回くらい聴いたら歌えるくらい」のギターソロ

が、もっともわかりやすい指標になるかと思います。

 

超絶ギターソロと呼ばれるフレーズのほとんどは、速すぎて数回聴いただけでは口に出して歌うことは難しいですよね。

歌のメロディーのように美しく、なめらかなギターソロであれば、初心者でもコピーしやすいです。

 

先ほど動画のリンクを貼ったJanne Da Arcの「DOLLS」のギターソロは、後半部分が少々速めですが、歌える範囲の速さなので、コピーできそうかな!と判断できますね。

 

 

 

いつかはコード練習をすべき

ここまで読んでくださった方に、念のためお伝えしておきたいのは、

 

ギターで音楽を奏でる上で

真の意味でで音楽を理解する上で

 

コードを勉強することは大変意義のあるものであるということです。

 

ギター初心者を脱却するまでに挫折してしまう方がかなりの数いらっしゃるので、あなたには挫折せずに楽しんでいただきたくて、「まずは音を鳴らすことを楽しもう」というお話をしました。

しかし、コードを勉強することで、音楽的な理論や仕組みというものが視覚的・感覚的いろいろな方面から理解できるようになります。

これができるようになると、真の意味で音楽を楽しめるようになります。

 

真の意味で音楽を楽しむとはどのようなことでしょうか。

 

曲の構成・コードの流れが分かるようになれば作曲もできます。

コードにあったフレーズを即興で奏でることができるようになれば、ジャムセッションにも参加できます。

 

既存の曲をコピーするだけではなく、より創造的な音楽をギターで表現できるようになるのです。

 

あなたが取り組みたいギターのジャンルが、コード練習のいらないジャンルなのであれば、今はコードを練習する必要はないと、私は思います。

私自身、そうやってギターを楽しみながら上達してきました。

 

ただ、あなたが本当に音楽を極めたい!もっと楽しみたい!と思ったときには、きっとコードを勉強しようと思えるでしょう。

ギターコードの練習は必要ないと思ったあなたにも、いつかはぜひコードという音楽理論の勉強に取り組んでみてほしいということです。

 

 

コード練習、今のあなたに必要?【まとめ】

さて、ここまで説明してきましたように、あなたのコピーしたい曲によってコードの練習をする必要性が変わってきます。

 

あなたのやりたい・弾きたい音楽やギターのジャンルは、どちらに当てはまるでしょうか。

 

弾き語りでしっとりエレガントに弾きたい方、エレキギターのソロをキュイーンと鳴らしたい方、どちらも上手にこなしたい欲張りタイプの方(笑)

 

ぜひ、ご自身のスタイルに合った練習方法で、より効率の良いギター上達を目指してください。

 

コードを少し理論的に説明している記事がありますので、興味がある方は下の記事もぜひ。

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最後までお読みいただきありがとうございました。

犬顔犬太